スポンサーリンク

2013年12月23日

【まとめ】 食育アドバイザーと食育インストラクターの違い

■食育アドバイザーと食育インストラクターの違い

食育の資格として、食育アドバイザーや食育インストラクターが知られています。ともに民間の資格ですが、認定団体が異なります

・食育アドバイザー:一般財団法人 日本能力開発推進協会
・食育インストラクター:特定非営利活動法人 NPO日本食育インストラクター協会、公益社団法人 全国調理師養成施設協会


■食育アドバイザー

通信教育キャリアカレッジジャパンなどが講座を開講しています。公式ページを見てみますと、資格概要は次のようになっています。

〇技能審査の目的

  正しい食の基礎知識を持つ食育のスペシャリストを育成し、食を通したコミュニケーション能力の程度を審査し、証明することにより、職業能力の向上と社会的経済的地位の向上に資すること。

〇技能審査の対象

  食に関する基礎知識、食材に関する基礎知識など。

〇合格者に付与する称号

  食育アドバイザー資格

〇受験資格

  協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した人。

〇試験日程・会場

  カリキュラム修了後、随時、在宅にて受験可能。

〇学習範囲

 ・食育の基礎知識
 ・食品の安全性についての基礎知識
 ・栄養学の基礎知識
 ・消化・吸収の仕組みに関する知識
 ・さまざまな食材についての基礎知識
 ・食育活動について

〇受験料

  3,500円(税込)

(公式ページ)
一般財団法人 日本能力開発推進協会:食育アドバイザー


■食育インストラクター

似たような名称で2つの団体が認定しているようです。

〇NPO日本食育インストラクター協会の食育インストラクター

「食育」の理解や実践のレベル等により、インストラクター「資格」を5段階に分けて認定しています。5段階の内訳は、1級~4級、そしてプライマリーです。

たとえば、プライマリーの場合、協会が定める一定の内容の通信教育講座を修了することが条件で、「がくぶん」の「服部幸應の食育インストラクター養成講座」などが開講されています。

(公式ページ)
特定非営利活動法人 NPO日本食育インストラクター協会:資格取得方法について

〇全国調理師養成施設協会の食育インストラクター認定登録制度

食育インストラクター認定登録制度は、調理師養成施設の在学生および卒業生等に対し、協会の定める「食育インストラクター」実施要綱に基づいて講習と試験を実施し、その合格者を認定登録する資格です。

(公式ページ)
公益社団法人 全国調理師養成施設協会:食育インストラクター認定登録制度